健康コラム:冬も重要!水分補給!

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夏は暑いため水分補給に気を使う方が多いと思いますが、寒くなるとあまり水分を取らなくなる方が多くいらっしゃいます。人の身体は1日に約2~2.5リットルの水分を摂取し、排出するとされています。これは季節が変わってもあまり変化しません。
水分補給の重要性は、夏も冬も変わらないのです。今回は冬場の水分補給の必要性をご紹介いたします。

 

■インフルエンザ予防としての水分補給

冬に流行するインフルエンザや風邪のウイルスは、乾燥した状態で活発に活動します。逆に湿度が50%以上になると急激に活動が低下します。また水分を補給することで、のどや鼻の粘膜をうるおわせウイルスの進入を防ぐことができます。
身体を冷やさないようになるべく、常温またはあたたかい飲み物を飲むのがおススメです。すでに風邪をひいてしまい食欲がないときも水分だけはしっかりとるようにしましょう。

 

■乾燥を防ぐ水分補給

冬は乾燥しやすくなる季節です。肌や髪が乾燥すると、保湿するためにクリームを塗ったりすると思います。
それと同じように水分補給も必要なのです。身体の外からだけでなく、身体の中からもうるおいを与える体内の乾燥を防ぎましょう。

 

■血液をさらさらにするための水分補給

冬場は、血管が収縮して血栓が詰まりやすくなり、脳梗塞のリスクが高まるといわれています。さらに、喉が渇かないからといって水分をとらずにいると、脱水症状に陥り血液の流れを悪くしてしまいます。血管がつまりやすいドロドロした状態、これがさらに脳梗塞心筋梗塞のリスクを高めるのです。
特に寝ているときやお風呂上りは、脱水状態になりやすいので注意しましょう。

 

 

夏と違い喉の渇きを感じにくくなる、この季節。
こまめに水分をとるように心がけてお過ごし下さい!